いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

部屋作りとは物を減らすことである

新居に引っ越してきてから1年4ヶ月ほどが経ち、物置と化していた自室をやっと片付けた。まだまだ発展途中ではあるが、部屋で何かしようと思えるくらいには片付けられた。ということでブログを書いてみている。

 

自室には収納が無い。ウォークインクローゼットという名の、一歩踏み出せるかなくらいのウォークなんぞ出来ないクローゼットが1つあるだけ。前住居から連れてきたカラーボックスはカーテンが長すぎて喧嘩しているし、そもそも窓とカーテンのサイズが合っていないことにイラッとしている。分譲を購入したからにはしっかりとした部屋作りをしたい。そこでまず導入したのは突っ張り式の本棚とスチールラック。漫画や小説、CDにショップバッグをやっと綺麗に片付けることが出来た。CDコンポの定位置も出来て、やっと気軽に音楽をかけられる環境が整った。実に嬉しい。

 

そもそもこの部屋には壁が少なすぎる。壁が少ないと家具の配置が非常に難しい。角部屋故の贅沢な悩みではあるが、これは実際に住んでみないとわからないことだった。梁だかなんだか知らないがやたら出っ張っているところが多くて、本棚選びもスチールラック選びも難航を極めた。

 

そして悟り出している。

 

部屋作りとは、物を減らすこと。

 

実用的で洒落た部屋を作ろうとしたら、真っ先にやらねばいけないことは断捨離だった。どうしよう、実家にはまだ沢山のものがある。押し入れの中のものも持ってきたらまた物置に戻ってしまう。そうならない為にはやはり断捨離しかない。何を断捨離するか、生活必需品を優先的に残すとなると、必然的に処分せざるを得ないものは娯楽や趣味のもの。どうしよう膨大なラルクグッズが眠っているのに。あんなに熱をあげたものたちを処分しなければいけないのか?若かりし頃に身につけていた数多くのファッション小物たちにも別れを告げる時がきたのか?今の生活に必要ではない、けれど心ときめくものたちなのに。メルカリしてみる?とも思うが、このズボラな性格では出来る自信がまるで無い。

 

思い切って全部処分しちゃえばすっきりするんだろうが、なかなか踏み切れない庶民な自分である。

 

部屋作りはまだまだ続く。