いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

マンション購入!オプションはどうする

ついにマンションを購入した。

すると届いたのがオプションブックという魔のカタログ。

玄関からリビング、キッチンにお風呂、ベランダに至るまで、あらゆる角度から誘惑してくる。

 

数あるオプションの中で気になったのは、

・水回りのコーティング

・ベランダのタイル敷詰め

・除湿してくれるという壁

・玄関の鏡

・洗濯機の混合栓

 

他にもエアコンとかカーテンとか、オプションで付けておけば入居時には全て揃っていることになる。それはとても魅力的だったが、如何せんお金がかかる。あれもこれもと付けていたらとんでもない額になるので、冷静になるよう務め、結果付けたオプションは玄関の鏡と洗濯機の混合栓。長いこと住むことになるんだから、焦らずゆっくり、自分たちの好きなようにお部屋作りしていこうということで夫と合意した。

そりゃお金が有り余ってれば話は別だけどさ、こちとら庶民ですもの、お高いオプションには手が出ないですって。自分たちでやった方が安くすむものも沢山あったし。

 

中でもキッチンは色々付けたいのを断腸の思いで全てやめた。

というか、冷静になって熟考した結果、やめた。

ビルトインガスオーブンには強い憧れがあったが、壊れやすいし壊れたら修理が大変という生の声を聞いたことがあったのでやめた。タッチレス水栓も自分の性格だとイラつくことが多そうだと予想して無しに。備付けの収納も付けたかったけどオプションブックにあったものに気に入ったデザインが無かったし、えらくお金がかかるので自分で探して設置した。

 

付けておけば良かったなと思っているのはカーテン。

既製品のものだとピシッと合うサイズが無かったのでオーダーにしようとしたら入居までに間に合わず。仕方なく間に合わせで既製品を買ったが、ちょっと長かったり幅が足りなかったりでフラストレーションが溜まっている。かといってお金がかかるし今のものでも使えないことはないのでそのまま使っている。早く変えたい。

カーテンは安物買いは後悔するということを学んだ。カーテンはしっかり下調べをして、ちゃんとしたものを買うことをお勧めします。

 

マンション購入後の高ぶる気持ちにつけこむようなタイミングで届いたオプションブック。浮き足立つ夢みがちな妻を、現実主義な夫が全力で説得してくること数日。夢から覚めた妻は、しっかり現実と向き合ったのでした。