いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

内職をやりたい

以前内職をやってみたことがある。

納期に間に合わなそうになり夫に手伝ってもらったという体たらくだった。

 

労働時間と対価が合っていないし辛そうだし場所を取るし、やめなさい。

夫からそう言われぐうの音も出ず、わずか一回で辞めた。

 

わりと苦い経験だったにも関わらず定期的に内職をしたくなるのは何故だろう。

前回は辛酸をなめたが、一人で黙々と作業するのはわりと好きなのだ。コロナだし育児中だし、長時間外出は出来ない今こそ、内職の出番ではないのか。

 

内職といっても色々あるが、前回やったのは文房具の組み立てだった。思っていた以上に作業工程が多く力も必要で、内職をなめていたことを認めざるを得なかった。もう少しパソコンが出来れば職種も広がるのだろうが、何から手をつけたらいいのかすらわからない。

 

こんなふうに、少しでもお金を稼ぎたいと思えるくらいには余裕が出来たということだろうか。何一つ思い通りにいかない育児に悩み、もがき、苦しみ、常に目の前のことで精一杯で働くなんてことを考える余地はなかった。そう考えれば少しは成長出来てるのかなと思える。

 

何か始めてみてもいいのかな。