いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

夫と生理問題

結婚当初から夫には色々なことを仕込んできた。

その中の一つに生理問題がある。

 

まずは生理前後の生態について伝えた。

生理前は体温が上がり、それを高温期という。高温期は食欲が増してジャンクなものを食べたくなってイライラするし頭痛もする。生理が始まるとお腹が痛かったり頭痛もあったり酷い時には寝込んでしまうほどしんどくなる。

これらを頭に入れておいてもらった上で、高温期入りました攻撃的になりますとか、生理始まりました寝込みますとか宣言するようにした。

 

彼にとって一番堪え難かったのは高温期のイライラだったようで、理不尽に怒られるのは納得いかないみたいな反論をされ、それがまたイライラを倍増させて悪循環のループに陥ってしまうことは多々あった。

 

一度、トイレに行った夫が血相を変えて飛んできたときがあった。

風邪と生理のダブルパンチによりいつもより弱っていたわたしは、どうやら用を足した後流すのを忘れてしまっていたようで、夫はその光景を 血の海 と表現していた。

生理中の体調不良には理解を示してくれていた夫だったが、それ以降はますます気遣ってくれるようになった気がする。女性は見慣れている光景だが、彼にはかなり衝撃だったようだ。驚かせてしまったのは申し訳なかったが、怪我の功名とはこのことである。

 

今日も生理2日目で辛かったのだが、家事をしてくれたり薬を飲むように促してくれたり寝てなさいと布団に連れて行ってくれたりと先回りして対処してくれた。そんな夫に毎回感謝している。

 

自分では体験出来ないものを理解しろというのは難しいことで。だから理解してもらいたかったら伝える努力も必要だと思う。生理に関して言えば、血の海を見せてしまうのも効果的なようです。百聞は一見に如かずってやつね。

 

自分を大切にしてもらえると、相手のことも大切にしなきゃと思える。

これからも夫婦仲良くやっていきたい。

その為にも色々教育するぞ。