いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

おしるしキターッ!

予定日を2日後に控えた昨日の朝、おしるしというやつと遭遇した。

起きてトイレに行くと出血していた。

出血と言ってもおりものに血が混じっているという感じで、がっつり出血といったわけではない。

 

前々日に行った検診では、次回の検診(予定日の1日後)の様子次第では入院して薬使って出産になるかもだから、そうなったとしても慌てないような心づもりでいてね的なことを言われていた。

 

なので、腹の子はまだまだ外界に出てくるつもりはないのかしらと思っていた。

初産婦は遅れるっていうし、入院しちゃってたほうが安心かも?くらいに思っていたところにまさかのおしるしである。

 

朝イチでの衝撃。トイレという助けを求められない状況の中、必死に冷静を装う。

おしるしがあったからといってすぐにお産ってわけではないと何処かで読んでいたことを思い出し、まずは深呼吸。そして汚れてもいいように下着を産褥ショーツに変え、ナプキン装着。丸1日経った今もおしるしと思しきものが細々と続いている。

おしるしってこんなに長々と続くもの?と思うが、個人差が大きいらしいので体の赴くままにしている。

下腹部と腰の鈍痛。まさに生理痛のような感じが昨日の朝からじわじわと続いていて、時折痛くなる。これが前駆陣痛というやつなのか。

 

予定日前日を迎え、初産婦にしては落ち着いているんではないだろうかと我ながら思う。案ずるより産むがやすしって言うし。腹の子は元気に動いているし。大丈夫、きっと大丈夫。

 

これまでは、自分のお腹の中で勝手に動いている生命体がいなくなってしまうのは寂しいなと思っていたが、不思議なことに体がお産に向けて勝手に準備を始めている今、こうなったら早く会ってみたいなという感情に変わってきた。

 

これぞ生命の神秘。

 

腹の子が苦しむことなく出てこられるように、出来るだけ落ち着いてお産に臨みたいと思う今日この頃である。