いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

夫婦の家事分担 土日は主婦業休みます

夫がやってくれている家事、それは洗濯とゴミ出し。

 

洗濯機に洗濯物を入れて洗剤やら柔軟剤やらを投入し洗濯機を回して干すという一連の行動がとてつもなく嫌で、同居開始早々に 洗濯はやりたくない! と宣言した記憶がある。家具や電化製品のほとんどが一人暮らしをしていた夫の嫁入り道具だったということも大きかった。下着くらい自分でやる!という初々しい恥ずかしがりも今ではすっかり身を潜め、なんならブラジャーの干し方を褒める始末。

 

というわけで朝ごはんの前後に洗濯をしてくれるのが夫の日課

 

ゴミ出し、そう、ゴミ出し。

出勤前のご主人さまにゴミ出しをさせるなんて!わたしは絶対させない!なんて夢みがちな可愛い発言をしていたわたしはもういない。8時までに出さなきゃいけないんだもの、部屋着のスッピンでゴミ出しになんて行けない。通り道である夫にやってもらうのが効率的というものである。

 

食事の支度に後片付け、掃除。

暮らしがある限り主婦の仕事は毎日降りかかる。

そこで宣言した。

 

土日は主婦業休みます!

 

と。土日の朝ごはんはパンやシリアル。昼夜はたまには外食にも行き、作るとしても簡単なもの。掃除も簡単に。主婦業にだって休みは必要だ。すると夫が進んで掃除機をかけてくれるようになった。一人暮らしが長かったせいか、料理以外の家事は一通り出来る人なのが功を奏したようだ。

 

専業主婦の肩身は狭い。稼ぎがないというのは実に心許ないものだ。

だからこそ夫を支え、美味しいご飯を作って帰りを待つ。わたしは誇りを持って専業主婦を遂行しているつもりである。専業主婦になるのが夢だったわたしの夢を叶えてくれている夫にはとても感謝している。この感謝をいつまでも出来るようにするためにもお休みは大事。やってあげている、やってくれるのが当たり前、これらの感情が蔓延してしまったら上手くいかなくなると思うから。

 

主婦だって休んでいいのだ。

頑張り続けなくていいのだ。

 

そんなことを思う年の瀬である。