いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

ラーメンの食べ方

ドラマ【ラーメン大好き小池さん】を観ていた人はどのくらいいるだろう。

ラーメン好きとしてあのドラマも欠かさず観ていたのだが、ひとつ言いたいことがあった。

 

髪の毛はラーメン出てくる前に縛っとけや!

 

と。手首の運動もまた然り。

出てきてからじゃ伸びちゃうでしょうが!麺はスピード命でしょうが!

 

わたしも現在髪が長い。

ラーメンは下を向いて食べるものなので、長い髪は邪魔になる。色気より食い気なわたしはガンガン髪を縛る。そして麺は切らない。これこだわり。持ち上げた麺は全てすする。思いの外長かったり量が多かったりしても、途中で息継ぎしてでも切らない。

 

まずはスープを一口。それから麺。

いきなり調味料を入れる人も結構いるが、個人的にあれは頂けない。

 

カウンター一択なお店も少なくないが、そんなお店で隣に座った人が必要以上にすする人だったらもう終了の合図。ミソフォニア、音嫌悪症かもしれないわたしは味に集中することなど出来ない。そんなに音立てることなくない!?と叫びたい。すする音はまだ大丈夫。その後の咀嚼音がだめなのだ。こればかりは運なのでどうしようもないが。大きめのBGMを流してくれていると非常にありがたい。

 

食べるのが遅い、音に敏感。この二つを兼ね揃えてしまったわたしには、ラーメン屋さんというのは結構ハードルが高い部門ではある。それでも食べたくなってしまうもの、それがラーメンなのである。実に悩ましい。

 

大宮駅周辺に引っ越してきて早10ヵ月。結構な数のラーメン屋さんに行ってきた。

それぞれ違いがあって、実に面白い。ラーメンを心から楽しめるように、どうにかミソフォニアが良くならないかと思う今日この頃である。