いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

東京ラブストーリー1991年版を観終えた感想

ああそう、そうなりますか。

いいと思います、お似合いです。

そうなんですよ、結局ね、か弱そうに見えてしたたかで強い女が持っていくんですよ。

これ教科書に出ますから、引っかけじゃなくて事実ですから。

いるんですよ、ああいう女。見た目に惑わされてはいけない。あの手の人種は図太いんだから。女友達少ないでしょうね。男友達もいないでしょうね。心配されてなんぼみたいな。男心をくすぐるってゆうの?放っておけないんだとか思わせる言動がお上手でいらっしゃる。

 

リカは良い女ですよ!ああいう人に幸せになってほしい。

いつも元気振りまいて言いたいこといって、だけどそれが本質ではない。鎧をつけて武装して、いつも戦っている。人に甘えたり頼ったり出来ない、とても繊細で脆い、そして優しい、そんな心を隠すように。大丈夫、リカの鎧に気づいて全身で受け止めてくれる、その人の前では鎧を脱ぐことが出来る、そんな人と必ず出会える。その人こそ本物のパートナー。それは間違ってもカンチではなかった。カンチじゃリカの相手はつとまらなかった。別れて正解。恋は盲目とは言うけれど、誰かを追うのをやめた時、きっと現れる、リカの本質を見抜いてそっと包み込んでくれる人が。

 

三上もいい男だ。リカの内面をよく理解出来ていた。リカのような天邪鬼な人物の本質を見抜ける人は貴重。でさ、プレイボーイと目される人物が最終的には尻に敷かれるってゆうのはよくあるパターンですよ。

 

なによりもイライラしたのはカンチ。どっちつかずにもほどがあるでしょうよ!それは優しさじゃないから!自分が傷つきたくないだけの甘ちゃん男!そりゃリカみたいないい女、あなたみたいなへなちょこじゃ受け止めきれないでしょうよ!男を持ち上げてくれるようにみせて根が図太いさとみがお似合いだわ!

 

いやー、ほんとリカには幸せになってほしい。

全面的にリカ派ですよ。

何を隠そう自分自身がリカみたいな性格だから。

いつも元気だよねとか悩みなんてなさそうだよねとか、嫌ってほど言われ続けてきましたよ。そりゃそうよ、そういうふうに振る舞ってきたんだから。心配とか迷惑とかかけないように、自分の足で立っていられるように、常に力入れて踏ん張ってきたんだから。

 

世の中のリカ派の皆さん、大丈夫、幸せになれるから。

わたしが夫と出会えたように、本質を見抜いてどんだけぶつかっても受け止めてくれる人はいる。そんな人と出会ったとき、それに気付ける自分でいること。自分自身も成長すること、それが大事。タイプじゃないなって決めつけないで色んな人と話してみること。そうすることで道は開けてくる。

 

作品自体は知っていたが観たことはなかった東京ラブストーリー

まさかこんなもやもやした終わり方だったとは拍子抜けした。

第一話で脱落して観るのをやめてしまった令和版東京ラブストーリーも観てみようかな。

 

あー、思いっきりラブストーリーは突然にを歌いたい。