いくつになっても末っ子気質

思ったことをつらつらと 三十路真っ只中主婦のエッセイ 

妊娠初期検査 よくあるシーンに感極まる

衝撃の自動足開きマシーン初体験から2週間後、妊娠初期検査という名目で2度目の産婦人科訪問をしてきた。

 

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やりたくないことに変わりはないが、自動足開きマシーンも2度目ともなれば幾分心持ちが違うものである。衝撃のデビュー戦同様、膣から器具を入れての子宮内観察。子供は問題なく大きくなっていて、元気に動いているとお墨付きをもらえて一安心した。

 

前回の検査では具体的な予定日はまだ言えないとのことだったが、心拍が確認出来た今回、具体的な予定日を出してもらえ、今3ヶ月ですねと言われ、そこで初めて“おめでとうございます”と声を掛けられた。

 

ああ、そうだ、これだ。

これが初回に感じた違和感だったんだ。

ドラマや小説、漫画などでよくあるシーンでは、医師から“おめでとうございます、妊娠◯ヶ月です”と告げられ、主人公は口を覆う。それがなかったのだ。初回に感じた冷たさ、それは勝手に抱いていたイメージとの相違だった。

 

予定日が告げられ、おめでとうございますと声を掛けてくれ、初めて先生から微笑みかけられた。それは後ろのスタッフさんたちも同じだった。その瞬間心のもやもやが晴れ、溢れ出してきた感情と共に“やったぁ!”とピースしてしまった。先生もスタッフさんたちも笑ってくれた。今思えば恥ずかしい話である。

 

妊娠はしているが予定日はまだ。先生からも素っ気ない感じを受け、ちゃんと育っているのか不安を抱えなんとも言えない気持ちで年を越し、お正月を迎え、今回のこの騒動。君は妊婦だ!と、お墨付きをもらえた気がした。

 

先生の診察が終わり、別室に移って色んな説明を受ける。

ここで産みたいなら急いで予約しないと間に合わない。母子手帳もらってきて。各種読んどいて。矢継ぎ早に色々詰め込まれ、なにこれ妊婦忙しくない!?という感情でいっぱいなところに、何か質問は?と聞かれても何がわからないのかわからない状態。頭はパンク寸前だった。

 

とにもかくにも妊娠3ヶ月というお墨付きをもらえ、晴れやかな気分になれた。

 

次回、母子手帳交付について。